投資物件の内覧
区分マンション(ワンルーム)を購入したいと考えています。
良さそうな物件があったので勿論購入する気で内覧できるかを不動産に問い合わせた所、「現在居住中ですので内覧はできません」の一言でした。他に何の提案もありません。想定はしていましたが、こういった場合、他の空き部屋を見せて頂けたりはしないものでしょうか。ちょっと大丈夫か心配です。
購入される方は内覧せずに購入されるのでしょうか。初心者なので教えて頂ければと思います。
◆弊社の返答
相談者様が区分マンションを購入される目的によって、内覧できるかどうかは変わると思います。
一般的に自ら居住する目的で購入する場合、入居中の方は「売主」となります。通常、売主は物件を売りたいわけですので、買主にも協力してもらえるので、売主買主双方の日程を調整して、中を見せてもらうのが通常です。
今回、中を見せてもらえないということから、おそらくは「投資用」ではないかと思うのですが、一般的に投資用の場合で居住者がまだいる状態の場合、居住者の協力が得られないため、中は見れません。賃貸物件に入居している側からすれば、自分の入居している物件が売り買いされることは無関係ですし、見知らぬ人何人もに対して居住空間を見られることはプライバシーや居住権の大きな侵害でしかありませんので。また、今回は区分マンションですが、投資対象は大きなアパートやマンションの場合もあり、全戸の状態を合意をもらって確認するというのは現実的に難しいです。また、他の部屋を見ても、水回りや間取りなど内装は各オーナーによって異なるので、あまり意味はないかもしれません。
どうしても内覧確認するなら、空室状態の物件を探すしかないと思います。
一般に投資物件の場合、内覧はできませんが、その代わりに「レントロール」といって、家賃等の情報一覧を見せてもらえることが多いです。リフォーム履歴もある程度は教えてもらえると思いますので、一般に投資物件の場合は主にそれで判断することになります。