★売買契約の流れ
売買契約の簡単な流れを書いておきます。
売買契約は「ローンの仮審査」が通らないと、申し込みを受理してもらえないので、家を買おうと思ったら、銀行で自分の借り入れ余力がどれくらいか、早い目に確認しておいた方がいいです。
①内覧&申し込み
申込書には物件の支払い方法(ローンか現金か)を記入する必要があります。
申し込みをしても、ローンの場合は銀行の仮審査に通ってないと、「商談」には移れません。
銀行の審査待ちの間に物件を先に取られてしまうことはよくあることなので、家探しと同時に銀行に行くようにしましょう。
②商談
銀行の仮審査に通れば、売主さんが正式に申し込みを受理してもらえますので、「商談」ということになります。商談では、仲介の会社を通し、具体的に契約の内容をつめていくことになります。
③重要事項説明と契約(手付金の支払い)
売買の場合、一般的に「重要事項説明」と「契約」は同じ日に行います。
まずは重要事項説明を受け、その後、契約書に記名・捺印をすることになります。
この際に手付金も支払います。(通常は現金です。)
契約が成立すれば、様々な法的な効果が発生します。例えば、仲介手数料の支払いも必要となりますし、キャンセルするには「手付金」を放棄することになります。(ローン特約でローンの本審査でダメになった場合を除く)
④決済&引渡し
銀行で売主、買主、司法書士が集まって、決済をします。
手付金以外の残代金を支払い、代わりに鍵をもらいます。
司法書士は書類を確認し、登記の移転手続きをします。
契約の日から決済までの日数は契約により様々ですが、一般的に2週間~1カ月程度です。
(ただし、様々な事情によりかなり差はあります。)