再契約だとしたら一度彼が解約し、私が新たに契約という流れだと思うのですが、その際に解約料、退去費用、また敷金礼金などかかるのか、またその他でかかる費用などはあるのか教えて頂きたいです。
宜しくお願い致します
弊社の場合は保証会社の保証料と、名義変更に伴う事務手数料として1万円いただくことをお伝えしました。弊社は大阪で更新料もないエリアなので、原則、これだけです。
まず、どのような場合であれ、名義人の変更の場合、通常、保証会社の審査のやり直しがあると思います。契約者が変わると、家賃支払いの債務者が変わるためです。保証会社とは新規契約と同じ審査や料金がかかると思います。
火災保険に関しては弊社が契約している火災保険に確認したところ、契約書の同居人が新たな契約者となる場合は名義変更のみとの回答でしたが、管理会社によっては新規契約を求められるかもしれません。(残期間があれば、保険によっては残期間の代金の返却があると思います)
その他、鍵交換やクリーニングなどは名目から考えると不要かと思います。また、敷金も次の契約にそのまま引き継がれると思われます。
注意すべきは短期解約の違約金や、更新料、礼金などの扱いかと思います。基本的には「解約」と「新規契約」を同時にする形になるので、その手続きにかかる費用全額が請求される可能性はあります。ただ、大家の立場でいうと、本当に退去された場合、空白期間の家賃や新規募集にかかるコストは少なく見積もっても家賃2~3カ月分、空白期間が延びればさらにそれだけコスト・損失がでるので、基本的には入居者に退去の選択をせず、再契約してもらう方向で交渉に応じてもらえやすいと思いますので、「引っ越しをするか、名義変更か検討しているので」等、伝えた上で交渉するとよいと思います。
「契約者」と「同居人」の名義変更はコストがかかるだけでメリットはありません。おそらくは家賃補助等のためかと思うのですが、会社によってはそのままで家賃補助がもらえるかもしれないので、念のため、そちらの確認もしてみるといいのではないかと思います。