タイトル通りですが、自分の不動産を守る方法に手を打っておきたい、そう考えています。
大したものではない田舎の所なのですが、少しずつ嫌がらせを受けております。
相手は「不動産関係者」です。知識…裏も表も知り尽くしております。
なので、素人の私に準備出来ることがないか?を模索しております。
例としては「公正証書遺言」です。
ただ、ウチは妻と子しかいない3人家族ですので、遺言は必要ないのかな?と
考えたりしています。
僕が死んだら、この不動産を取ろうと思っている人間に話に入られずに妻や子が売って生活費に充てられれば良い、と考えています。
何か対処を「しておく」という方法はありますでしょうか?
そういう方法が有れば、「書面を作成しておく」などの仕事依頼をしておく、等の事を調べております。
変な相談ですが、宜しくお願い致します。
通常、ご自分の財産を相続の際に他人に取られることは、他の方も書かれていますが、ありえないと思われます。単純に土地や不動産を相続するだけなら、名義が変わるだけで第三者が入る余地はないですし、特に心配する必要はないからです。それ故、相談者様が危惧されていることは、相続税の発生とそれの支払いで土地を処分する際に安く業者に買いたたかれる、ということを想定されてのご相談かと思いました。その前提で話を続けさせていただいておりますので、想定とは異なるならスルーして下さい。
相続税の支払いは相続人にとって大きな問題です。相続税の支払いのために土地を手放すことはよくある話だからです。相続税に関しては配偶者控除があるので、奥様の相続税支払いはあまり心配する必要はないと思われますが、場合によりますが、お子様分に関してはそれなりに必要になると思われます。また、さらにそののち、奥様の財産も相続する際にお子様には相続税がかかりますので、その辺りも想定しながら考える必要があると思います。
奥様やお子様が相続された際にお持ちの不動産を安く業者に取られてしまうのを心配されているのなら、もし、土地や不動産を複数お持ちなら、相談者様がお元気なうちに一部を処分する、というのはどうでしょうか? 土地は1つであったとしても分筆して分けて売却することもできます。
物件を守る、という趣旨からは離れてしまいますが、「生活の糧に」と相続の際に売却をすることを前提に考えておられるなら、必要な分以外は相談者様が管理できるうちに相続税分程度、現金化しておけば、少なくとも大切な資産を業者に取られる心配はかなり減るのではないでしょうか?