賃貸の入居の申し込みをするときに「入居審査」があります。
審査は大きくわけて「保証会社」と「大家(管理会社)」の審査です。
申し込みをする時には申し込み書に現住所や勤務先、年収などの個人情報などを記入し、身分証のコピー(両面)を付けて審査に出します。この時注意しないといけないのは、「駐車場」や「駐輪場」など、オプション的に料金がかかるものを申し込むかどうか、ということです。後で追加すると、保証会社が保証する金額が変わるので審査のやり直しになってしまうので、必要なオプションは忘れないようにしましょう。
仲介をする我々不動産屋は申し込み書を受け取ると管理会社にすぐにFAXをいれます。そして、無事にFAXが届いているか、確認をするのですが・・・・大阪市内の大きな管理会社の場合は、確認だけで終わるのですが、時々、入居者さんの細かいことを聴かれることがあります。
「なぜ引っ越すことになったの?」とか「どんな方なの?」とか。高齢の方の場合だと「歩けるのですか?」とか「ご近所に身内の方は住んでますか?」など。そして、場合によっては「連帯保証人を付けてください」と言われることもあります。
皆さんが物件を探すときに「連帯保証人不要」という条件で検索される方もいらっしゃるでしょう。でもそういう「連帯保証人不要」の物件であっても、場合によっては連帯保証人を付けてくれ、と言われることがあります。特に高齢の方や、学生さんなど収入の無い方などは連帯保証人が必要になることが多いです。
個人的には保証会社の審査が通れば家賃は保証会社が保証するので連帯保証人が必要ないように思うのですが・・・・保証会社が保証の条件として連帯保証人を取るのはわかるんですが、保証会社も連帯保証人も必要な物件も結構、あります。
実際の審査ですが、早ければ申し込みを入れた即日、遅くとも2~3日で審査の結果は返答がきます。審査の内容や判断の基準は一切教えてもらえないので推測するしかないのですが・・・他の方がネットに書かれているのを見ると、クレジットカードでの滞納や借り入れの状況、過去の家賃滞納などが影響するのでしょうか。昨今の日本は経済的にも厳しくなっているので、家賃の滞納は全体の6%ほどあるという記事をみたことがあります。大家さんも物件をローンを組んで購入していたりするので、家賃滞納は大家さんにとっても死活問題です。
審査の後、その内容の裏付けのため、「源泉徴収票」や「給与明細」などの収入の証明書を出さされることもありますので、準備しておいた方が後でバタバタしなくて済みます。
無事、管理会社の審査をパスし、大家の許可が下りれば、、いよいよ新しい生活が始まりますね。
皆様のお申し込み、お待ちしております。