今まで中古物件を買うのに不安に思う方が多かったのではないかと思います。
特に「保証」という点で、新築物件は10年ある保証が中古物件にはありませんでした。
そこで近年、注目されているのが「インスペクション」と「瑕疵保険」です。
インスペクションで不具合を確認し、問題がないと判断された物件に、万一わからなかった瑕疵(欠陥)が発見された場合、それを保証するのが、瑕疵保険、というイメージです。
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インスペクションとは
建物に精通した建築士などが第三者的な立場で、建物の劣化の状況や欠陥の有無などを調査するものです。「住宅診断」「建物現況調査」などとも呼ばれています。
②
検査の方法
検査は原則として目視や計測を中心とした「非破壊検査」であり、特別な依頼をした場合を除き、壁に穴を開けて内部を確認するような検査が実施されるわけではありません
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主な検査の対象
(1)構造耐力上の安全性に問題のある可能性が高いもの
基礎、小屋組、柱、壁、梁、床、床組、土台
(2)雨漏り、水漏れが発生している、または発生する可能性が高いもの
屋根、外壁、屋外に面したサッシ等、小屋組、天井、内壁
(3)設備配管に日常生活上支障のある劣化等が生じているもの
給水管、給湯管、排水管、換気ダクト
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瑕疵保険
インスペクションで問題がなければ、保険に加入することができます。保証期間は最大5年、金額の上限は1000万円です。保険を付けるにはあらかじめ保険申し込みができるところでインスペクションを申し込む必要があります。
弊社でもインスペクション&保険の申し込みができますので、お気軽にご相談下さい。