そりゃあ、やっぱり新築がいい。
新築は見た目もピッカピカで気持ちもいいですよね。
自分もこの仕事をするまで、どちらかと言えば、新品(新築)好みでした。
でも・・・・中古物件をリフォームすれば、思った以上に驚くほどピッカピカで、新築とあまり変わらないということに気づき、それ以来、断然、中古物件派になりました。
それ以来、中古物件に目覚め、不動産に限らず、車まで(笑)。中古車を新車の10分の1ほどで買い・・・・大満足。結局、新品でうれしいのは最初の数カ月だけ、という考えになりました。
自分が最初に本格的にリフォームした家は築49年の見た目もボロボロだった古民家でした。何年も住んでいない家だったので、外壁は部分的に劣化してひび割れがひどく、雨漏りも何か所かしていました。内装ももちろん、そんな状況なので、見た目はとてもではないですが見れたものではありませんでした。
そんな状況だったので、最初は取り壊して、新しく家を建てて販売しようか・・・と思っていたのですが、業者さんといろいろ相談し、柱の状況など主要な部分を調べてもらったところ、柱などは主要な部分はシロアリの被害もなく、問題なかったので、思い切ってリフォームという判断に踏み切りました。
外装は屋根を張り替え、壁も部分的に新しいパネルを貼ってもらい、全体はひび割れをコーキングしてもらい、ペンキで塗りなおしてもらいました。古くなった玄関ドアも新品にし、門も取り換えました。
内装ももちろん、フルリフォームです。水回りであるバス、トイレ、キッチン、洗面は全部新品にして、床も張り替え、壁もやり直し、クロスももちろん、全部やり直してもらいました。一部の窓はそのまま使いましたが、基礎と柱以外、ほとんどの部分はリフォームしました。
すると・・・・外観の見た目も新築と言われてもわからないほど、ピッカピカ。内観も柱など、元々の部分以外は新品で綺麗になりました。
普通に新築すれば2000万円ほどかかると思いますが、使える部分は残し、あとは全部交換したら、費用はざっくり3分の1ほどで済みます。その上、設備は全部新品。コストを考えれば、かなりお得ですよね。雨漏りもしていましたが、屋根と壁を全部やり直してもらったので、その心配もありません。満足度も高かったですが、何よりもコスパは最高です。
自分は不動産屋なので、本当に古くてボロボロだった古民家をここまで全面的にリフォームしましたが、一般的な中古物件の多くは直前まで人が住んでいた物件が多く、内装だけリフォームすれば、ピッカピカになる物件がほとんどです。
コスパを考えると・・・・中古物件も考えてみてはどうでしょうか?